シンキングカーヴ（2019年生、母シンキングジョリー）

Thinking Curve

2019.03.15

シンキングカーヴ（2019年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトビーズコーナー（当時11歳）と交配したシンキングジョリーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は浜口牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2021年）

7月31日、デビュー戦は池谷匠翔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は417kg。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に終わった。

3歳（2022年）

5月19日、約9か月半の休養明けで迎えた2戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカルミアに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の小千鳥特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

7月6日、中2週で迎えた4戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のランポ特別（川崎ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

11月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

12月16日、中4週で迎えた6戦目は、フロイデ賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4歳（2023年）

1月3日、中2週で迎えた7戦目は、恵比寿天賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた8戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林捺花騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月16日、中5週で迎えた11戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のミルフィーユ賞（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた13戦目は、ターメリック賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったアレグリアシチーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。