ハナマツリ（2021年生、母トーアハナノマイ）

ハナマツリ（2021年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花祭り。母名と父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時18歳）と交配したトーアハナノマイが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田牧場。主な勝ち鞍は2024年の名古屋モーニングフィーバー31。

経歴

デビュー前

1歳のとき、フローラルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、イーデン産業によって110万円で落札された。

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月21日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

12月28日、中9週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

3歳（2024年）

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、大江原比呂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

7月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

8月9日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた6戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー31（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベビーヨーダに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑慧悟騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着を確保した。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

4歳（2025年）

2月24日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったブギーナイツに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月26日、中3週で迎えた14戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C18（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は細川智史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C20（名古屋ダート920m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったウエスタンラピダに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた18戦目は、小笠原羚騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート920m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小笠原羚騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた20戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小笠原羚騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小笠原羚騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小笠原羚騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、エクレシアに半馬身交わされて2着となった。

8月21日、中3週で迎えた23戦目は、一般C8（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小笠原羚騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小笠原羚騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた25戦目は、名古屋モーニングフィーバー45（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小笠原羚騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小笠原羚騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた27戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。