グラッドフォンテン（2008年生、母ジーニアスフォルテ）

グラッドフォンテン（2008年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「嬉しい＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時20歳）と交配したジーニアスフォルテが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）山田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害3戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって315万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、吉橋計によって682.5万円で落札された。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月3日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月31日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた6戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は一杯になって17着に終わった。

3歳（2011年）

1月9日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は水口優也騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は平野優騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

5月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では見せ場を作れず18着に終わった。

6月18日、中4週で迎えた10戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2012年）

1月9日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月19日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg絞って迎えた12戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。