ハッピーモンスター（2021年生、母ハッピーエム）

ハッピーモンスター（2021年2月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「母名の一部+怪物」。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時10歳）と交配したハッピーエムが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田博志。主な勝ち鞍は2025年のホルモン焼きスプリント(C3)。

経歴

デビュー前

畑端省吾厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月3日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

3歳（2024年）

2月18日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

8月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で城戸義政騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

9月11日、中3週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、越路7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた10戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったオウケンファイターに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月18日、中2週で迎えた12戦目は、弓場町7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月4日、中1週で迎えた13戦目は、からし蓮根☆来場記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた14戦目は、ホルモン焼きスプリント（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のチェスターコートに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月22日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月11日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月7日、中7週で迎えた17戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンニーナに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月11日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松木大地騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパサデナドリームに3馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

10月2日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松木大地騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったララベルドゥニュイにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。