トーホウパール（1994年生、母Nervous Baba）

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

12月1日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（1997年）

3月1日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のエイシンフルトンに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月16日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のルビーマイディアを半馬身振り切って2勝目を収める

6月7日、中5週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下のTVh杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦2勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月21日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着を確保した。

7月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の潮騒特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

4歳（1998年）

4月19日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、5歳以上900万下の御影特別（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で本田優騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

6月13日、中7週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で本田優騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて、最後は2着のルクソールクレンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。