トウカイハッピー（2001年生、母トウカイダイナ）

トウカイハッピー（2001年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸せ」。毛色は栗毛。種牡馬のトワイニング（当時10歳）と交配したトウカイダイナが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は吉田又治。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の一般C2。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

9月20日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は406kg。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月22日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（2004年）

7月24日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月1日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた4戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードサイオンからクビ差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインドフォールから2馬身半差の2着となった。

12月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のハートノユメに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2005年）

4月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた9戦目は、新緑賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木忍騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた11戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木忍騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5月22日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木忍騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フォージドキャップに3/4馬身交わされて2着となった。

6月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木忍騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マサキプリンスオーに3/4馬身交わされて2着となった。

6月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木忍騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マツリダカレーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月4日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦の三陸リアス特別（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木忍騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木忍騎手（13戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。