ノーザンユー（1984年生、母キヨノスター）

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

7月19日、デビュー戦は梅田守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梅田守騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で梅田守騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナに立ち、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアイテイジョオーに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で梅田守騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月4日、中4週で迎えた5戦目は、3歳400万下の黄菊賞（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で梅田守騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

3歳（1987年）

9月20日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で梅田守騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で梅田守騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1400m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は8戦連続で梅田守騎手（7戦1勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で梅田守騎手（8戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のミタキングに1馬身3/4の差をつけて2勝目を挙げた。

11月21日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で梅田守騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で梅田守騎手（10戦2勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で梅田守騎手（11戦2勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

4歳（1988年）

1月5日、連闘で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で梅田守騎手（12戦2勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

7月24日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、昆貢騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の由布院特別（小倉芝1800m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下の日南特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で昆貢騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で昆貢騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンセスナヨを次元の違う末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

8月27日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上400万下の国東特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で昆貢騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の秋分特別（阪神芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で昆貢騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の保津峡特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で昆貢騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の清滝特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で昆貢騎手（6戦1勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

12月25日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。