アタゴダイチ（2003年生、母ナイストレビアン）

アタゴダイチ（2003年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋衛星『だいち』より」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時8歳）と交配したナイストレビアンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、大栄牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、大栄牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

蛯名末五郎厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2006年）

9月1日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は516kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るリヴザミラクルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアメリカンキャッツに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5歳（2008年）

2月20日、約17か月の休み明けで迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。