マックスロンシャン（2008年生、母シンシンパッション）

マックスロンシャン（2008年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「最大＋ロンシャン競馬場より」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時8歳）と交配したシンシンパッションが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

11月7日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3歳（2011年）

1月9日、中6週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

5月21日、中6週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4歳（2012年）

2月2日、約8か月半の休養明けで迎えた6戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた7戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた8戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、祝☆中園さん&勝呂さん結婚記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。