ジュンストレート（2013年生、母ホリデイスクリーン）

ジュンストレート（2013年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋一直線。一直線に進むように」。毛色は鹿毛。種牡馬のパイロ（当時8歳）と交配したホリデイスクリーンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白瀬盛雄から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって334.8万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、河合純二によって432万円で落札された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月13日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

8月29日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のデファイアントに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月13日、中1週で迎えた5戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったドンプリムローズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るローカルロマンを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月14日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、2歳地方重賞の天山賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月20日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。