ハワイアンアイコン（2021年生、母ポップアイコン）

ハワイアンアイコン（2021年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ハワイ神話の象徴」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時13歳）と交配したポップアイコンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2025年の濱口家結婚記念カップ(一般C19)。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

4月27日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。17頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に敗れた。

6月30日、中8週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

8月3日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

4歳（2025年）

3月4日、約7か月の休み明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた4戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、濱口家結婚記念カップ（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウィズホープを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月20日、中1週で迎えた5戦目は、まねき馬倶楽部in笠松競馬場（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のネオクラウンに約11馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

4月14日、中3週で迎えた6戦目は、春光特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミヤビエクセレントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月16日、中4週で迎えた7戦目は、鵜匠特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったコンバットトーラスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中3週で迎えた8戦目は、サマ-アタック（笠松ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺竜也騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るオールマイタイムを次元の違う末脚で半馬身差し切って断トツ人気に応えた。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、てんびん座特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺竜也騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のルディシャに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般B6 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺竜也騎手（7戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスーパーバウンディを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月1日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、長良川温泉特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリオサラに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。