マウンテンキャップ（1994年生、母マウンテンクィーン）

Mountain Cap

1994.06.10

マウンテンキャップ（1994年6月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオグリキャップ（当時9歳）と交配したマウンテンクィーンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

5月17日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1600m 曇/重）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

5月25日、連闘で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトウカイテネシーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の舞鶴特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。