ワキノマーチ（2001年生、母スイートイベツト）

Wakino March

2001.03.02

ワキノマーチ（2001年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンツシアトル（当時11歳）と交配したスイートイベツトが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬 盛雄。戦績は、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白瀬明から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、白瀬明から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、脇山良之によって367.5万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

10月8日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモミジハートを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2004年）

2月5日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた3戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳T2（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた5戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7-1（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたハギノプロフィット決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

9月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C5-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C5-2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイゴキセキを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。