ヒロマイラブ（1986年生、母デイナーゲスト）

Hiro My Love

1986.05.03

ヒロマイラブ（1986年5月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトキワミドル（当時15歳）と交配したデイナーゲストが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

11月6日、デビュー戦は田中清隆騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は394kg。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3歳（1989年）

1月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中清隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月19日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、石塚信広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

9月24日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/重）に出走。鞍上は田中清隆騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したサクラチドリを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

9月30日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた7戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた8戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。