クロスペンダント（2002年生、母イブキネックレス）

クロスペンダント（2002年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「十字架＋ペンダント。父名母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のタマモクロス（当時18歳）と交配したイブキネックレスが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般C22。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,000万円（10万×100口）で一口馬主が募集された。

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

2月6日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

2月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた3戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

7月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

9月17日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤年毅騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

10月17日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月5日、中6週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた7戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた8戦目は、幸せの音賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた9戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

4歳（2006年）

1月4日、連闘で迎えた10戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた12戦目は、愛未・貴登誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた13戦目は、一般C22（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた14戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月12日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3・4歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた16戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 小雨/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた17戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴールドロバリーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

4月23日、連闘で迎えた18戦目は、賛導会杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた19戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキンをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月23日、中2週で迎えた20戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた21戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉本隆記騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた22戦目は、笹俣正二・悦子古希祝記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉本隆記騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた23戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉本隆記騎手（14戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた24戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた25戦目は、一般C20（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月18日、連闘で迎えた26戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた27戦目は、一般C19（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月17日、連闘で迎えた29戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた30戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。