サーフライド（2020年生、母ベルモントラハイナ）

サーフライド（2020年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「波乗り」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時9歳）と交配したベルモントラハイナが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスマイルファーム。主な勝ち鞍は2023年の高級ハンバーグ専門店なにもん賞(C2四)。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月23日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

10月1日、中9週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

11月12日、中5週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3歳（2023年）

1月8日、中7週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

2月19日、中5週で迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

4月15日、中7週で迎えた6戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

6月18日、中4週で迎えた8戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月15日、中6週で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の高級ハンバーグ専門店なにもん賞（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るガイアメモリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、最後はアラタマシップと並んで3着同着となった。

9月5日、連闘で迎えた12戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた15戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

10月30日、中1週で迎えた16戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月4日、連闘で迎えた20戦目は、C2四組（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

デビュー前

及川良春厩舎（岩手）へ入厩。

12月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したハートフルアースを差し切れず、1馬身差の2着となった。

4歳（2024年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月23日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったクリノインパクトにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったディープステイトに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月18日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（12戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（13戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた33戦目は、山王岩賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月27日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1六（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた35戦目は、グリーンマーブル賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。