メイショウリッキー（1992年生、母ラインヤーテスコ）

メイショウリッキー（1992年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時14歳）と交配したラインヤーテスコが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）天賜牧場。戦績は、中央平地11戦3勝。主な勝ち鞍は1995年の天竜川特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

12月3日、デビュー戦はM.キネーン騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた2戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るライトレターを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1995年）

1月15日、中4週で迎えた3戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

2月19日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下のつばき賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

3月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳500万下のふきのとう特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦1勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のコーヒーブレイクをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月12日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。

11月25日、中1週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の豊明特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のユウセンショウを3/4馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

4歳（1996年）

1月14日、中3週で迎えた10戦目は、万葉ステークス（京都芝3000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた11戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、松籟ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。