ハートランドウッズ（1995年生、母ユーコーアトリス）

ハートランドウッズ（1995年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセレスティアルストーム（当時12歳）と交配したユーコーアトリスが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、中央平地8戦0勝2着3回、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の一般C2ロ C3イ。

経歴

デビュー前

2歳のとき、うめの牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、豊田稔によって945万円で落札された。

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

9月7日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

9月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ロバノパンヤに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南井克巳騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したクラシックススターにハナ差届かず2着に惜敗した。

3歳（1998年）

8月16日、約9か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で南井克巳騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で南井克巳騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月20日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で南井克巳騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したメロンチャンを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（1999年）

1月20日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ C3イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノスイートに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、中0週で迎えた11戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（足利ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（足利ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2000年）

6月15日、約13か月半の休養明けで迎えた16戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。