ピースワンクイーン（2009年生、母ハセノベルカント）

ピースワンクイーン（2009年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時21歳）と交配したハセノベルカントが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大江牧場。戦績は、地方28戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2八。

経歴

デビュー前

小西重征厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2011年）

10月23日、デビュー戦は斎藤雄一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

11月26日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2012年）

5月26日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた4戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月21日、中5週で迎えた5戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はマドカと並んで2着同着となった。

10月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（13戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で斎藤雄一騎手（14戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

4歳（2013年）

1月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で斎藤雄一騎手（15戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で斎藤雄一騎手（16戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で斎藤雄一騎手（17戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で斎藤雄一騎手（18戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で斎藤雄一騎手（19戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で斎藤雄一騎手（20戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で斎藤雄一騎手（21戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジョウショーサニーをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で斎藤雄一騎手（22戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で斎藤雄一騎手（23戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2五六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で斎藤雄一騎手（24戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（25戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。