アズマストロング（2003年生、母フラワーガーデン）

アズマストロング（2003年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋強い」。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時10歳）と交配したフラワーガーデンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋啓。戦績は、中央平地5戦0勝、地方22戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の一般C5。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

5月14日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は512kg。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

7月8日、中7週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた4戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた5戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた6戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月5日、連闘で迎えた8戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マヤノモノノケヒメに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のデライトフルデイを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C10（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマヤノモノノケヒメに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（4戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテーオーエンペラーに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

2月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（6戦3勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた15戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた16戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったノボリブライアンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般C12（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で横井将人騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ウエヘウエヘにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月6日、中0週で迎えた18戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で横井将人騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で横井将人騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、テーオーエンペラーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月20日、連闘で迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で横井将人騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアメイジングスターに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

4月27日、連闘で迎えた21戦目は、一般C8a（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で横井将人騎手（13戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビッグワンドリームに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月4日、連闘で迎えた22戦目は、こいのぼり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で横井将人騎手（14戦4勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた23戦目は、一般C5（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で横井将人騎手（15戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイショウハヤテに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

6月1日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、飛騨川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で横井将人騎手（16戦5勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた25戦目は、アカンサス特別（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は18戦連続で横井将人騎手（17戦5勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で横井将人騎手（18戦5勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた27戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に終わった。