インタートラバース（1989年生、母ニユーシオリー）

Inter Traverse

1989.05.17

インタートラバース（1989年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラサニーオー（当時7歳）と交配したニユーシオリーが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）大橋牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月9日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた2戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた3戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

7月12日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松本達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったイブキサクラマルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月3日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はイズミリラと並んで2着同着となった。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。