マーシャン（2020年生、母アイアムノココロ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会山本律によって1,705万円で落札された。

3歳（2023年）

1月23日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、3歳戦の北沢川賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は471kg。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るプリンシパルアクトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の215.3万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のリケアミネオラに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月18日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

12月26日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C1十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2024年）

1月26日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2二三四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた9戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、オフト新潟賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた10戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、梅花特別（大井ダート2000m 晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

5月27日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、富里特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月27日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月25日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、日高山脈襟裳十勝国立公園賞（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヨルデモアーサーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

11月11日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、ダージリン賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、4着に終わった。