ラジカルダンサー（1999年生、母アイアムダンサー）

Radical Dancer

1999.03.30

ラジカルダンサー（1999年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のミシル（当時11歳）と交配したアイアムダンサーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

12月2日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

3歳（2002年）

2月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入った。

2月24日、連闘で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったベリンベルノにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

5月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

5月18日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた8戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。