ガロス（2022年生、母ウェスタリーズ）

Gallos

2022.03.20

ガロス（2022年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時11歳）と交配したウェスタリーズが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はムラカミファーム。2025年の梅月賞に勝利した他、2024年の最後までおトクなSPAT4で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小国博行厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

7月10日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマサノタイヨウに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ4（門別ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月25日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのラピスラズリ特別（門別ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月7日、中5週で迎えた4戦目は、2歳オープンの最後までおトクなSPAT4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（2025年）

4月16日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鳥待月特別（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったボディコンシャスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月15日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、3歳オープンの梅月賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のルクスディライトに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月10日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、日高地区測量設計協会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

7月9日、中3週で迎えた8戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、アメリカンペイトリオット賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた9戦目は、ポッカレモン100（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた10戦目は、びらとり和牛・トマトまつり特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた11戦目は、モミジアオイ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったマナコアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月28日、中3週で迎えた12戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、さそり座特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで懸命に走り抜いたが、勝ったダイヤクリスタルにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中3週で迎えた13戦目は、近いがうまい 埼玉のたまご賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。