セトノムサシ（2000年生、母イクノリバー）

セトノムサシ（2000年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋宮本武蔵（岡山出身）」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時6歳）と交配したイクノリバーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信成牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方7戦3勝。主な勝ち鞍は2004年の一般C12。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

10月6日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた6戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2003年）

4月22日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦の氷ノ山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月30日、約7か月半の休養明けで迎えた10戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカアイドルに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月28日、連闘で迎えた12戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアートシーンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイフラッシュに2馬身の差をつけて勝利をモノにする