モンサンスヴニール（2020年生、母タッソーニー）

モンサンスヴニール（2020年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+思い出(仏)。誕生花のバイカウツギの花言葉『思い出』より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時10歳）と交配したタッソーニーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川島牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月10日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハルオーブに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に終わった。

11月13日、中6週で迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

3歳（2023年）

1月8日、中7週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスの朱竹賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5月13日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。16着に終わった。

2023年5月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、バーバラ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた7戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般B2五 B3六（大井ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。