プレシャス（2005年生、母ムーンアルテミス）

プレシャス（2005年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「高く評価される」。毛色は鹿毛。種牡馬のトレジャーアイランド（当時9歳）と交配したムーンアルテミスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡穂別町、生産者は大頭忠典。戦績は、中央平地1戦0勝、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐久間孝司から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって178.5万円で落札された。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

7月25日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月8日、中1週で迎えた2戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月6日、連闘で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月26日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレハナオーからハナ差の2着に甘んじた。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーシャンカラーに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（2008年）

4月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4月19日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の山藤賞（中山芝2000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。