デンゼルバローズ（2007年生、母ファミリアーストーリー）

デンゼルバローズ（2007年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時7歳）と交配したファミリアーストーリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川新一。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、石川新一から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、石川新一から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、猪熊広次によって1,050万円で落札された。

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

2月14日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。

3月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のキクノキセキを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦1勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。