キングオブビースト（2013年生、母マツリダシルヴィ）

キングオブビースト（2013年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「獣の中の王者。百獣の王と呼ばれるような活躍を期待して」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトウカイワイルド（当時11歳）と交配したマツリダシルヴィが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はワールドファーム。主な勝ち鞍は2017年の3歳以上C4-5。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額800万円（4万×200口）で一口馬主が募集された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月1日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

3歳（2016年）

6月25日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

4歳（2017年）

4月26日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、日高山脈ペテガリ岳賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、ヤマニンルモンドに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

5月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

6月14日、中4週で迎えた6戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のハーレックに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、真歌公園賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

8月1日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。