キラボシエックス（2001年生、母レンデュシエール）

キラボシエックス（2001年6月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「キラ星＋Ｘ」。毛色は芦毛。種牡馬のデヒア（当時10歳）と交配したレンデュシエールが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は清水ファーム。戦績は、中央平地10戦1勝、地方12戦0勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

2歳のとき、清水ファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、畔蒜不動産によって1,680万円で落札された。

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月6日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

3歳（2004年）

1月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月6日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のメジロハックマンをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、かなり緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

9月19日、中7週で迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、少々速いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

12月29日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（大井ダート1600m 内回り雪/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

4歳（2005年）

1月31日、中4週で迎えた12戦目は、渋谷区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月8日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、豊島区特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた14戦目は、荒川区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般C1八 C2三（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、忘年特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

5歳（2006年）

1月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

2月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着を確保した。

3月1日、中1週で迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。