ブラックリバー（2021年生、母トモノヘイヘイ）

Black River

2021.03.03

ブラックリバー（2021年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「モーリシャスの渓谷国立公園名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のバゴ（当時20歳）と交配したトモノヘイヘイが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は北洋牧場。主な勝ち鞍は2024年の細久手宿特別。

経歴

デビュー前

杉山佳明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

4月7日、デビュー戦は長岡禎仁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

6月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/不良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

8月29日、中7週で迎えた4戦目は、3歳戦の細久手宿特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマインドブロンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月12日、中5週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた6戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

12月10日、中6週で迎えた7戦目は、ディセンバースター賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4歳（2025年）

2月8日、中8週で迎えた8戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

3月20日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!近畿の酪農応援賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた10戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、春暖特別（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上B1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた12戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

11月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、グリーンチャンネル開局30周年記念特別（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

11月25日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた15戦目は、3歳以上C1一（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。