ハタシジョウ（2000年生、母ビューアイディール）
Hatashijo
2000.04.17
ハタシジョウ（2000年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「果たし状」。毛色は栗毛。種牡馬のデュークグランプリ（当時9歳）と交配したビューアイディールが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中 春美。戦績は、中央平地8戦0勝、地方27戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の2歳。
経歴
デビュー前
岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。
2歳（2002年）
7月18日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は457kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。
9月18日、中8週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のピーエムカノンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、レインボーハートに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
11月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓のスロトングスピリットでジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のトミケンシャトルに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
12月7日、中4週で迎えた5戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。
3歳（2003年）
1月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳500万下の寒竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。
1月25日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳500万下の若竹賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。
2月23日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。
3月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
4月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。
4月27日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦2勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。
10月11日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。
10月25日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。
11月2日、連闘で迎えた14戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。
12月31日、中7週で迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、大晦日特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。
4歳（2004年）
1月20日、中2週で迎えた16戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、宝塚特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
3月8日、中6週で迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレセリーナに3馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
3月18日、中0週で迎えた18戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月5日、中2週で迎えた19戦目は、とき草特別（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトレビアンから半馬身差の2着に敗北した。
4月25日、中2週で迎えた20戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月2日、連闘で迎えた21戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月22日、中2週で迎えた22戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月14日、中2週で迎えた23戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2ニ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートクレビオンをアタマ差制して4勝目を手中に収めた。
8月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月21日、中1週で迎えた28戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、シルバーメダル賞（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月5日、中1週で迎えた29戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月18日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた32戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月4日、中2週で迎えた34戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5歳（2005年）
1月7日、中4週で迎えた35戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。12着に敗れた。