トゥロン（2022年生、母スパイラルステップ）

トゥロン（2022年2月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「スペイン、カタルーニャ地方のクリスマスの菓子」。毛色は栗毛。種牡馬のナダル（当時5歳）と交配したスパイラルステップが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月7日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のゲイルライダーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2025年）

1月19日、中5週で迎えた2戦目は、A.A.ルメートル騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でA.A.ルメートル騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

5月24日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月19日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のエフエイトに2馬身半の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

11月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの亀岡特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（2戦2勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。