ヤマゲンファースト（1993年生、母センターキツト）

1993.05.30

ヤマゲンファースト（1993年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミヤシロオー（当時14歳）と交配したセンターキツトが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、地方13戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

飯島雄治厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（1995年）

8月21日、デビュー戦は高田大輔騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート950m 雨/良）に出走。馬体重は447kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロンシールに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月10日、中2週で迎えた2戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた3戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミクニクローネに3/4馬身の差をつけて優勝

10月15日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高田大輔騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサツマウルフオーに約14馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

11月5日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田大輔騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリキハイエリモに3/4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月10日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高田大輔騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のイメージイクコに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3歳（1996年）

1月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の門松賞アラブ4歳王冠（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高田大輔騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリエントマイティからクビ差の2着に甘んじた。

1月13日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高田大輔騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカスパールに1馬身半の差をつけて制した。

1月29日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高田大輔騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のロトチャンスに半馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

2月25日、中3週で迎えた10戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルメガロに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月14日、中6週で迎えた11戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、梯梧特別（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月15日、約8か月の休養明けで迎えた12戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミタケスターに1馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

4歳（1997年）

10月11日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、B1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。