アットーレ（2001年生、母クリスマスウィーク）

アットーレ（2001年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「俳優（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時16歳）と交配したクリスマスウィークが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1-3。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月14日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

3歳（2004年）

9月5日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

10月3日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

4歳（2005年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヤシロアースをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた7戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマキハタマークを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた8戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-3（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C7-2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシマノヘローにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

4月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C7-3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエマジャを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロゴスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月6日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた16戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマキオヘイローを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C5-1（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上C5一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた22戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上C6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月7日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアインリヒトをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。