シャコーマルス（2000年生、母ルベールターフ）

シャコーマルス（2000年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋３月（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時15歳）と交配したルベールターフが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は鹿糠沢敬樹。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、シャコーによって2,110.5万円で落札された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

8月18日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。17頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

3歳（2003年）

5月3日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシロキタファルコンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のエイユーパワフルに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の津田沼特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたスピードアーバン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。