ダイフクムスメ（2002年生、母フリーサイン）

ダイフクムスメ（2002年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「大福娘」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャーロック（当時10歳）と交配したフリーサインが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸順一。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上D8三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高岸節雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

ローレルクラブにて総額1,500万円（3万×500口）で一口馬主が募集された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2006年）

3月7日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、4歳以上D8三（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハートランドロックを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上D8一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフィーリングウエイを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を収める

5月13日、中5週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

6月18日、中4週で迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

8月22日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒシプラウドを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた8戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャトーセンシュウに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、和生くん・陽子さん結婚記念（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスティーキュートに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月16日、中2週で迎えた11戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

12月21日、中4週で迎えた12戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮下瞳騎手（7戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。