クルールヴィオラ（2007年生、母ナナヨーストーム）

クルールヴィオラ（2007年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「色（仏）＋スミレ（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時10歳）と交配したナナヨーストームが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

7月18日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着を確保した。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったユナイテッドウィルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。