クリールエリート（1995年生、母リアルボールド）

クリールエリート（1995年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時24歳）と交配したリアルボールドが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回、地方24戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

11月30日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/不良）に出走。馬体重は434kg。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

3歳（1998年）

1月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に敗れた。

2月14日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

7月25日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったパーソナルフラワーを半馬身捉え切れず2着となった。

8月8日、中1週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、エルフィンフェザーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のガルソンロワールをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

9月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

4歳（1999年）

2月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下の穂高特別（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中剛騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた12戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

8月28日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた14戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の犬吠埼特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた16戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

5歳（2000年）

4月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた17戦目は、埋橋浩樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で埋橋浩樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた19戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた23戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた25戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は埋橋浩樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた29戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた30戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた31戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般C1（上山ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（2001年）

4月23日、約5か月の休み明けで迎えた32戦目は、鈴木勝騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月3日、中0週で迎えた33戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勝騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木勝騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木勝騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木勝騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木勝騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木勝騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木勝騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木勝騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。