マイラブクイーン（1988年生、母バイマイラブ）

マイラブクイーン（1988年6月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスアトランテイツク（当時8歳）と交配したバイマイラブが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原光彦。戦績は、中央平地3戦1勝、地方5戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

北川数男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1990年）

6月28日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は410kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクラアサカゼに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタイテンペストに半馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

10月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイプルライダーから3馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中0週で迎えた4戦目は、3歳（函館(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（函館(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のツルギスワローをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

12月22日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずかけステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

3歳（1991年）

5月11日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

6月23日、中5週で迎えた8戦目は、4歳500万下（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は小島太騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のワーキングガールを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。