ボーイハンター（2021年生、母オメガエンブレム）

ボーイハンター（2021年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「遊び相手の男性を探す女性」。毛色は青鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時14歳）と交配したオメガエンブレムが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

西田雄一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月17日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のギースバッハに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2024年）

1月7日、中2週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に敗れた。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

6月14日、中9週で迎えた4戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の青葉木菟特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた5戦目は、ブラックジャック賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた6戦目は、加藤雄真騎手を鞍上に迎えて、クロート賞（川崎ダート2000m 雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた7戦目は、日本刀賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤雄真騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた8戦目は、キンタロウInstagramデビュー記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤雄真騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた9戦目は、旗印賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤雄真騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、小春特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。