ミカワプリンス（1992年生、母カネグラホマレ）

ミカワプリンス（1992年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターローレル（当時10歳）と交配したカネグラホマレが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は服部文明。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

6月18日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

7月9日、連闘で迎えた3戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は四位洋文騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、伸びてきたエリットツヨシ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月13日、中1週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のユウコーホマレをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。