レコードプレイヤー（2008年生、母スガノグラスワン）

レコードプレイヤー（2008年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「レコードプレイヤー」。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時23歳）と交配したスガノグラスワンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は釘田義美。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月17日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月28日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

12月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

3歳（2011年）

2月13日、中7週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた4戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい4着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた5戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンザガロを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

5月5日、中6週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったシゲルシュカンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月23日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田順治騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた14戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた15戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた21戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4歳（2012年）

1月4日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。