テイエムコンサート（2004年生、母ウィーンコンサート）

テイエムコンサート（2004年5月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時10歳）と交配したウィーンコンサートが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹園正継によって1,291.5万円で落札された。

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

3月18日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

7月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

8月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り18着に終わった。

9月22日、中5週で迎えた4戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた5戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C31（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノオリーブからアタマ差の2着に甘んじた。

11月14日、中1週で迎えた6戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C28（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーシアーから4馬身差の2着に敗れた。