サトノリリウム（2022年生、母ゼクト）

Satono Lilium

2022.04.14

サトノリリウム（2022年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時17歳）と交配したゼクトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は有限会社 B.C.S.。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、B.C.S.から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

坂井英光厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

12月26日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、ハッピーゲートに交わされて3馬身差の2着となった。

3歳（2025年）

1月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

6月10日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイクノエイトナインに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のダンディキングに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

7月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキタサンユージャに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

12月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、エンジェル・フェイス賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。