クレオズニードル（2022年生、母アーキオロジー）

クレオズニードル（2022年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「クレオパトラの針」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファインニードル（当時9歳）と交配したアーキオロジーが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月28日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のニシノエピカリに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月26日、中3週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のアルテミスステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3歳（2025年）

1月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスの菜の花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

4月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

5月11日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆきつばき賞（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

7月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ガーネットウインクに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のアルレッキーノをクビ差振り切って雨中の大混戦を制した。

10月5日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスのtvk賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦1勝）。17頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

11月23日、中6週で迎えた9戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み7着に敗れた。