ニツシンプリオール（1986年生、母ケイコウライナ）

ニツシンプリオール（1986年2月20日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のダンシングキヤツプ（当時18歳）と交配したケイコウライナが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。戦績は、地方36戦15勝2着8回。主な勝ち鞍は1988年の東北アラブ3歳チャンピオン。

経歴

デビュー前

柳沼幸男厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1988年）

6月12日、デビュー戦は内藤兼男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（上山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテンドトモエに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月11日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内藤兼男騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサフラワクイーンから2馬身半差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の花笠賞（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内藤兼男騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったストームリユウから2馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中2週で迎えた4戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサフラワクイーンから半馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のサードニックスカップ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のストームリユウに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

9月26日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサフラワクイーンに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月9日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の東北アラブ3歳チャンピオン（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で白谷正美騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノコマイチをクビ差制して1着ゴールを果たした。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のコスモス特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で白谷正美騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルメガトンに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月24日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦の全日本アラブ争覇（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で白谷正美騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1989年）

1月24日、中8週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカオーに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

1月27日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦の福寿草特別（船橋ダート1500m 晴/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月9日、中6週で迎えた13戦目は、桜狩特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の千鳥賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月5日、中5週で迎えた15戦目は、佐々木仁騎手を鞍上に迎えて、大田区特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のアラブダービー（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月19日、中8週で迎えた17戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のリユウホーカチドキをクビ差制して7勝目を掴み取った。

9月15日、中3週で迎えた18戦目は、市制100周年記念（新潟(地)ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で神保忠三騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエバーフラツシユから4馬身差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の上山アラブ王冠（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で神保忠三騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルメガトンに9馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

10月15日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で神保忠三騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテンマリユセイに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月14日、中3週で迎えた21戦目は、霜月特別（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で神保忠三騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミハラスワローに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月26日、中1週で迎えた22戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菊花賞（上山ダート1800m 晴/重）に60kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルメガトンに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月12日、中1週で迎えた23戦目は、月山大賞典（上山ダート2300m 雪/重）に出走。鞍上は神保忠三騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラターボから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1990年）

4月24日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、卯月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルブロンドから約14馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた25戦目は、皐月特別（上山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマウンテンゴローをアタマ差制して勝利をモノにする

5月22日、中1週で迎えた26戦目は、新緑特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルブロンドからクビ差の2着に甘んじた。

6月5日、中1週で迎えた27戦目は、水無月特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルブロンドをクビ差制して制した。

6月19日、中1週で迎えた28戦目は、紅花賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、東北アラブチャンピオン（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月16日、中5週で迎えた30戦目は、蔵王賞（上山ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1991年）

1月31日、中6週で迎えた33戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A1 A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイトウセイコウに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月10日、中0週で迎えた34戦目は、紅梅特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノパレードから1馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた35戦目は、すいせん特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のニシキソロンをアタマ差制して勝利を手に入れた。

3月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、高崎観音賞（高崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。