キシュウチャレンジ（1989年生、母キシュウシンボル）

キシュウチャレンジ（1989年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーパスノーセール（当時7歳）と交配したキシュウシンボルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新牧場。戦績は、中央平地26戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

10月13日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は426kg。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた4戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

3歳（1992年）

1月18日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキョウエイムードを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（5戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月23日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクセイギャラントを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月29日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村本善之騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で村本善之騎手（10戦1勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

5月17日、中4週で迎えた13戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村本善之騎手（11戦1勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で村本善之騎手（12戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた15戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイセイリュウに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

9月26日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上900万下の瀬戸内海特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（13戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた19戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の保津峡特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

4歳（1993年）

5月15日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

6月12日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた21戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のフレンチボーイを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

6月26日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の藻岩山特別（札幌芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のSTV賞（札幌芝1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田政人騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7月31日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、4歳以上900万下のおおぞらステークス（札幌芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（3戦1勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

9月18日、中6週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の競馬法制定70周年記念芦屋川特別（阪神芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は村本善之騎手（14戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下の甲東特別（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（15戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。