ティンカーベル（2012年生、母ナムラテンダーネス）

ティンカーベル（2012年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のサムライハート（当時10歳）と交配したナムラテンダーネスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田ファーム。戦績は、地方41戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の北竜ひまわりライス賞(一般C4-5)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑田ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

5月6日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

6月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

7月9日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月31日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦のエベリンランボルト・ダリア賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた8戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったゲイルヘイローにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

3歳（2015年）

4月23日、約7か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

6月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた15戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサクラデラルースに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月15日、中1週で迎えた17戦目は、日高山脈幌尻岳賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた18戦目は、ビヤパーティAiba浦河賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は阿部龍騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

8月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、石狩まるごとフェスタ賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた21戦目は、静内ライオンズクラブ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた22戦目は、天馬街道賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた23戦目は、北竜ひまわりライス賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフミノジャミーラに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

10月22日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた25戦目は、日高町さんご渓谷賞（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

11月5日、連闘で迎えた26戦目は、楽天競馬賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（11戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

4歳（2016年）

4月27日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、親子岩賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（12戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（13戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた30戦目は、「AIRDO Biz」賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部龍騎手（14戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部龍騎手（15戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた32戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で阿部龍騎手（16戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた33戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた34戦目は、真歌公園賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上幹太騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上幹太騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた38戦目は、ホクレンの卵「樹のめぐみ」賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上幹太騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で井上幹太騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた40戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。