クリノキングムーン（2011年生、母トシザダンサー）

Kurino King Moon

2011.05.26

クリノキングムーン（2011年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時8歳）と交配したトシザダンサーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。主な勝ち鞍は2017年の障害3歳以上オープン。

経歴

デビュー前

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

9月17日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月22日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3歳（2014年）

3月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

5月17日、中6週で迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月19日、中4週で迎えた7戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた9戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

11月9日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2800m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2015年）

1月18日、中4週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着を確保した。

2月7日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月21日、中5週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平沢健治騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルシモウサから3馬身差の2着となった。

5月2日、中5週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢健治騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で平沢健治騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月27日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で平沢健治騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で平沢健治騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月27日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は10戦連続で平沢健治騎手（9戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2016年）

2月14日、中6週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で平沢健治騎手（10戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のグッドカフェに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月26日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた22戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月12日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月20日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月3日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた27戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月27日、中6週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリヴゴーシュから3/4馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた29戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（2017年）

4月8日、約4か月の休み明けで迎えた30戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月3日、中7週で迎えた31戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は平沢健治騎手（13戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアムールスキーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

7月29日、中7週で迎えた32戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は難波剛健騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

8歳（2019年）

2月24日、約19か月の休み明けで迎えた33戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた34戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 雨/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（14戦2勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月4日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月29日、中7週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた36戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた37戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 曇/稍重）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。